いつもお世話になっております。
埼玉県加須市の『エクステリア&リフォームの専門店』SAKURAガーデンです。
加須市内S様より『建築確認申請の為、既存のブロック塀に控えブロックを積んでください!』との問い合わせをいただき、建築基準法も含めてブログをアップします。
『1.2m以上の塀にする場合には、3.4M以内に1箇所、塀の厚みの5倍以上突出した控え壁を設ける』という建築基準法。
この現場の塀の高さは、笠木まで含めてGL+1,450㎜、控えブロックはあるにはあるものの、@3.6M~4.0Mと広く、建築基準法を満たさないので新築の確認申請が下りないという事です。
既存の控え壁のピッチが、僅か20㎝足らないので、間に控えブロックを積んでいきます。
既存の基礎のベースまで掘削し、コンクリートにドリルで穴を開け、差し筋アンカーを設置。
既存のベースコンクリートに絡むように、控えブロック用のベースコンクリートを厚めに打設しました。
建築基準法にはその他にも…
『フェンスを含む塀は、2.2M以下まで』
『2.0M以上の塀は、厚さ150㎜以上』
『根入れは30㎝以上』
このような制限もあります。
地震大国の日本。自ずと法律も厳しくなりますね!